リゾートしらかみ 橅編成の旅
20年以上前、五能線に沿って自転車を走らせていた時に、
クラシカルな機関車と客車が走っている事に気が付きます。
それが臨時列車の「ノスタルジックビュートレイン」と知ります。
その列車に乗ってみたくて、その半年後に再び五能線を訪ねました。
その後、ビュートレインはリゾートしらかみに代わり大人気列車に。
ずっと気になってはいましたが、ようやく乗車の機会が訪れました。
☆
青森の街は台風一過の晴天。
昼食は青森の裏名物「味噌カレー牛乳ラーメン」を美味しく頂きます。
妙な組み合わせに思えますが、味の方はいたって普通。
マイルドな味噌バターラーメンといった感じで違和感無く食べれました。
乗り込む列車は、「快速リゾートしらかみ4号」秋田行き。
リゾートしらかみは3編成ありますが、乗車したのは真新しい橅(ぶな)編成。
全席指定ですが、普通席の他に個室風のボックスシートもあります。
売店も完備していますので、食べ物飲み物の心配なし。
青森駅出発時、ガラガラな車内に違和感を覚えますが、
次の停車駅の新青森からはたくさんの乗客が乗り込んできました。
どうやら新幹線利用の乗客がメインのようです。
終点の秋田到着が19時前ですから、
東京からの日帰り乗車なんて事も出来るようですね。
その後も弘前で乗客は増え、座席は8割以上埋まりました。
さすが人気列車ですね!!
鯵ヶ沢駅を過ぎると、車窓には日本海が広がります。
名所の千畳敷で列車は数分の停車。
大半の乗客が海岸の奇岩を眺めに外を散策。
再び列車に戻り、豪華駅弁を息子と分けて食べました♪
(津軽海峡 海の宝船 1150円)
深浦駅で、リゾートしらかみ・くまげら編成とすれ違います。
キハ48改造の古い車体ですが、こちらも快適そうですね。
何だか悪ものキャラの名前が凄い(笑)!!
日が沈む頃、終点の秋田駅に到着しました。
約5時間の乗車、たっぷり堪能出来ました。
夜行列車の廃止には残念な思いばかりですが、
このような優良列車が、
乗車券+指定席料金のみで乗れるのは嬉しい事ですね。
〈2016.8訪問〉